2011年3月3日木曜日

Softimage(XSI)用プラグイン FifthMenu(設定用UI有り)


FifthMenu










概要:
SoftimageでMaxっぽいメニューを出すプラグインです。
今回、メニュー設定用UIを付けました。

機能:
・マウスカーソル位置を中心として、上下左右の4つの領域にメニューを表示します。
・編集用ウィンドウで、各ラベルの表示名、背景と文字の色、実行されるコマンド(スクリプト)を設定できます

インストール:
既にUI無し版のFifthMenuをインストールしている場合は、まず以下のファイルを削除してください。

FifthMenu.dll
FifthMenu_samplePlugin.vbs

次に、以下の圧縮ファイル(FifthMenu_Set_V2.zip)をダウンロードして、解凍して出来たファイルの内、
FifthMenu.xsiaddon
をSoftimageのウィンドウにドラッグ&ドロップしてください。

FifthMenu_Set_V2.zip
最新のバージョンはこちら

対応バージョン:XSI7~SI2011(あと多分XSI5) 32bitのみ


使い方:
・メニューの表示
FifthMenuと一緒に、サンプルのメニューを出すプラグイン「Fifthmenu_Sample」がインストールされるので、SoftImageメインメニューの「File/KeybordMapping...」で何か適当なキーにショートカットを割り当てて下さい。
割り当てたショートカットを押すと、最初の図の様なメニューが表示されます。

・メニュー内容の編集
表示されたメニューの上にマウスカーソルを合わせて左クリックすると、そのメニューに設定されたコマンドが実行されます。右クリック、もしくはメニュー以外の所を左クリックした場合は、キャンセルとしてそのままメニューが閉じます。また、中クリックすると以下の様なセットアップウィンドウが開きます。
セットアップウィンドウでは、左側のメニューエリアでラベルを左クリックで選択し、右側の編集エリアでその設定内容を変更する事ができます。また、ラベルを右クリックして表示されるメニューから、ラベル毎のコピーや削除も可能です。











・カラー編集
ラベルを選択した状態で、「Unselected」(通常状態のラベルの色)、又は「Selected」(カーソルが上に来たときのラベルの色)をクリックして、更に「Edit」をクリックすると、カラーエディターが開きます。トグルスイッチの「Back」「Text」で、背景色と文字色をそれぞれ編集できます。













・カラーピッカー
カラーエディターの「Pick Color」をクリックすると画面上の色を拾えるので、kuler等で良い感じの配色を探すのも良いと思います。








・ストックカラー
セットアップ(及びカラーエディタ)ウィンドウにある「Stock Color(1~8)」を左クリックすると、その背景色と文字色を取得できます。又、右クリックで現在の色を保存する事もできます。

 ・リピートメニュー
セットアップウィンドウの右下にある「Repeat Menu」にチェックを入れておくと、前回実行したメニューが中央に表示されます。連続して同じコマンドを実行する時に便利です。





・オートポジション
「Auto Position」にチェックをいれておくと、以下の様に画面の端でFifthMenuを実行しても、メニューが全て表示されるように表示位置が調整されます。チェックを外すと、必ずマウスカーソルを中心としてメニューが表示される様になります。




・キーアップ
「KeyUp」オプションは、ショートカットでFifthMenuを実行する場合に有効です。ここにチェックを入れておくと、『ショートカットキーを押す(メニュー表示)→カーソルを目的のラベルに合わせる→キーを離す(ラベルのコマンドが実行される)』、てな感じの挙動になります。

・スクリプト言語
「Language」オプションは、「Script Code」に入力するスクリプトの言語を指定します。VBScript、JScript、Pythonが選択できます。


・その他の使い方
ここまで、ショートカットに登録したサンプルプラグインを使って説明してきましたが、通常のコマンドと同じ様に実行する事も可能です。
例えばスクリプトエディターを開いて、「FifthMenu "hogehoge"」と入力し、実行ボタンを押すと以下のメニューが表示されます。






このメニューも同様に中クリックでセットアップウィンドウが開いて、メニューの内容を変更する事ができます。又、このメニューは「hogehoge」専用として作成されるので、次回から「FifthMenu "hogehoge"」とゆうコマンドを実行した際には、その変更したメニュー内容が表示されるようになります。
実はサンプルプラグインも「FifthMenu "sample_main"」とゆう1行を実行しているだけなので、このコマンド文を例えばツールバーにボタンとして登録すれば、サンプルプラグインのものと同じメニューを出す事ができます。このように引き数("hogehoge"等)を変える事で、いくつでも独自のメニューを登録する事ができます。


以上何か不明な点やバグ等 ありましたら、こちらのコメントにてご連絡ください。
宜しくお願いします。



<アンインストール>
Softimageを終了して、以下のフォルダと、
C:\users\ログイン名\Softimage\XSI_5.11_Foundation\Addons\FifthMenu
以下のファイルを削除して下さい。
C:\users\ログイン名\Softimage\XSI_5.11_Foundation\Addons\InstalledAddons\FifthMenu.xsiaddon

<免責など>
本プラグインはフリーウェアですが、再配布は禁止とします。
また、使用した際に生じたいかなる障害についても責任は負いかねますので、ご了承下さい。

開発環境:
WindowsXP SP2 32bit - XSI7.01

1 件のコメント:

  1. とても便利なプラグインをありがとうございます。事情があって自分はmaya
    からXSIを使うことになりいろいろと探しているうちにこのプラグインを見つけました。
    AddEdgeToolをメニューに登録しようとおもい、単純に"AddEdgeTool"という風に打ったのですが動作しません。
    知識不足ですみません。
    方法を教えていただけると幸いです。

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